Lot 523

金山 平三 (1883-1964, 

Japan

)

祭り

JPY 1,200,000 - 1,700,000

HKD 86,000 - 120,000

USD 11,000 - 16,000

Sold JPY 1,265,000

技法

油彩、キャンバス

サイン

左下にサイン「H.Kanayama」

額装

サイズ

60.5×182.0 cm

鑑定書

金山平三の会登録証書付

来歴

現所有者が日本で購入

解説文

1883年兵庫県神戸市生まれ。東京美術学校(現東京藝術大学)で黒田清輝の指導を受け、西洋画科を首席で卒業。その後渡欧し、印象派絵画などの影響の下多くの作品をてがける。1916年帰国後、文展初出品の『夏の内海』特選第二席、翌年の「氷すべり」特選第一席など官設展での受賞を重ね、36歳にして帝展審査員に選ばれる。生涯にわたって旺盛な創作活動を続け、自然風土を相手に多くの名画を残し、その業績は近代洋画史上に燦然と輝いている。

解説文

日本を代表する洋画家のひとり金山平三による、外国の祭りの風景が描かれた牧歌的な油彩作品「祭り」。ボールゲームを楽しむ前方の人々、輪になって踊る後方の人々、座って何かを話す子供たち・・・どこかの村の祭りだろうか。まるで画面の人々の息遣いがこちらに伝わってくるような脈動感がありつつも、静謐とした印象をもつ佳品である。金山は風景画を得意とし、国内外各地の風景を描いた作品が有名であるが、そのような金山の画風を知る者からしたら本作品のように群衆を描いた作品は珍しいものと感じるに違いない。本作品は、金山がヨーロッパ各地に写生旅行に出かけていた時に描かれた作品、もしくはその際に出会った祭りの様子を帰国後に描いた初期作品と推測できる。
また、注目すべきは作品サイズである。金山の作品は通常10-15号サイズのものが多いが、本作品は60.5×182.0の大作である。このようなサイズの作品は、後半生に日本各地を描いた作品の中には見られない。以上の点から本作品は若き金山による希少性の非常に高い作品と位置付けることができよう。
1883年神戸に生まれた金山は、東京美術学校・西洋画科にて黒田清輝に師事し、首席で卒業。その後ヨーロッパへ渡り、印象派等の影響を受けながらパリを中心とした各地で風景画を手掛ける。1916年帰国後、文展初出品の『夏の内海』特選第二席、翌年の「氷すべり」特選第一席など官設展での受賞を重ね、36歳にして帝展審査員に選ばれる。生涯にわたって旺盛な創作活動を続け、自然風土を相手に多くの名画を残し、その業績は近代洋画史上に燦然と輝いている。卓越した腕前で描かれた本作品そのものの素晴らしさは言うまでもない。また、人々の後方に広がるのびのびとした平野からは“金山らしさ”を見て取れる。大作を手掛ける若き金山の気概をも感じられる大変価値のある作品である。

コンディション

コンディションは良好。経年による細かなひび割れ、僅かなヨゴレ有。
※コンディションの詳細はオンラインカタログの画像でご確認下さい。


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