パルミジャーニ・フルリエ(Parmigiani Fleurier)は、“神の手を持つ”という天才時計師ミシェル・パルミジャーニによって1996年にスイスのヌーシャテル州フルリエに設立されたスイスの高級時計ブランドである。 パルミジャーニ・フルリエ社設立前から、アンティーク時計の修復や複雑機構時計の制作を行っており、現在は自社でムーブメントを製造するマニュファクチュールブランドとして一貫した品質管理と独自性の基、彼の卓越した時計修復技術とデザインセンスが息づく時計は世界中のセレブリティの御用達となっている。自社で作られる多くのモデル中でも「トンダGT」「カラパ」などのコレクションは特に人気がある。 「トンダ GT」は2020年にイタリア語で「円」を意味する言葉に由来したラグジュアリー・スポーツウォッチとして初めて発表されたモデルで、機能に加え、ブランドのアイコンデザインであるローレット加工のベゼルや、クレ・トリアンギュレールと呼ばれる、三角形の杭をモチーフとしたギョーシェ装飾が施されたエレガントなスポーツウォッチタイプである。 出品作品の「トンダGT PFS910-1020006-100182」は、高級時計専門店「YOSHIDA」が2023年に発売した100本限定モデルであり、トンダのレギュラーモデルにはないアイスブルーの文字盤が印象的な希少モデルとなっている。ベゼルの模様は手彫りのローレット加工、文字盤のクルドパリ模様のギョーシェ彫りもトンダらしい仕上がりとなっている。人間工学に基づいたブレス一体型のケースは「デイリーユースな時計」を目指すパルミジャーニ・フルリエらしい着用感となっており、付属のブラックとブルーの替えベルトも楽しむことができる。ムーブメントはcal.PF044を搭載、45時間のパワーリザーブ、シースルーバッグにはLIMITED EDITION 100を刻印している。