技法 | パート・ド・ヴェール 1920年のモデル 台座は後補 |
サイン | シェードに陰刻銘 |
サイズ | h17.5×w11.0×d11.0 cm |
文献 | J. Bloch-Dermant, "G.Argy-Rousseau Catalogue Raisonné", P.184, No.20.24 |
【パート・ド・ヴェール】今から約3500年前の古代メソポタミア文明に生まれた幻の技法で、その後断絶していたが、1885年にフランスのアンリ・クロが復興した。色ガラスをザラメほどの粒度に粉砕し、糊で練ったものを型に充填、そのまま加熱溶解して成形する。仕上げに非常に手間がかかるため、量産することには向かない。一方で、この技法は、微細な部分にも思いのままの色を付けることが出来るので、非常に表現性のある作品を作ることが出来る。 本オークションでは、パート・ド・ヴェールの代表作家であるワルターやルソーの作品が4点出品される。