40TH ANNIVERSARY AUCTION

LOT 181

フェレイドン ラヒミ・アッサ

無題

JPY 250,000 - 350,000
HKD 12,700 - 17,700
USD 1,600 - 2,300
技法 パステル、ガッシュ、アクリル、紙
サイン 右側にサイン
額装
サイズ 39.0×54.0 cm
制作年 Circa 1960-1969

HIGHLIGHT

1936年にアゼルバイジャンで生まれたフェレイドン・ラヒミ-アッサはイランに移住し、イラン装飾美術学校に入学する。1964年、アッサはイスラエルで美術を学び、その後ニューヨークに移り、精力的に個展を開催した。同年、コロンビア大学のイラン研究センターが主催する現代ペルシャ絵画のグループ展に参加した。1970年代にニュージャージー州に移住し、ペルシャ絵画の技術や伝統と現代アメリカ社会の文化を融合させることに焦点を当て始めた。 今回出品された作品は1960年代のもので、彼の創作活動においてとても重要な時期だった。抽象的な時期の作品とは異なり、この時期の作品は神秘的で落ち着いている風景で、紙の上を流れる鮮やかな色彩と、子供の空想のような純真さが特徴である。 アッサは、1960年代にいくつかの重要な展覧会に参加した。その中には、テヘラン・ビエンナーレ(1960、1962、1964年)とパリ・ビエンナーレが含まれる。そして 1980年代には、ペンシルベニア州ニューホープのRiver Centre for the Arts、ニューヨーク州ウッドストックのKleinert/James Art Centre、そしてバージニア州シャーロッツビルのモンティセロで開催されたサリバン郡美術協会(現在のキャッツキル美術協会)のArt on the Greenなど、数多くのグループ展に参加している。また、1972年にはニューヨークのイラン大使館を通じてイランのファラー・パフラヴィー皇后に作品がコレクションされた。

CONDITION REPORT

PROVENANCE

Sotheby's London, April 27, 2023, Lot. 46